連載特集:モバイルが営業を変える
企業でも進むスマートフォン・タブレットの活用

2014年10月2日[連載特集:モバイルが営業を変える]

モバイル時代がやってきた

スマホタブレット導入が伸びる

欧米と比べるとやや低調だったスマートフォンやタブレットの普及が日本でも進んできています。総務省の通信白書によると2012年末のスマートフォン世帯普及率は49.5%で、タブレットは15.5%に達していました。内閣府が発表した消費者動向調査では、2014年3月末のスマートフォンの世帯普及率は54.7%とようやく5割を超え、タブレットの世帯普及率も20.9%にまで進んできています。

スマートフォンやタブレットの企業導入は、矢野経済研究所が発表したアンケート調査によると、スマートフォンについて、「導入済み」と回答した法人は2011年調査では
11.0%でしたが、2013年調査では27.3%と約2.5倍となり、個人にやや遅れていた企業での利用も急速に広がりを見せてきています。

企業ではタブレット導入が先行

企業導入で顕著なのは、タブレットの導入が個人よりも進んできていることです。タブレットを「導入済み」と回答した法人は2011年調査では9.2%でしたが、2013年調査ではその約3.5倍の32.0%になりました。

導入意向はスマートフォン・タブレットともに50%を超えている

スマートフォンやタブレットの導入が進んでいるだけでなく、今後の新規・追加の導入意向も高く、三菱総研がモバイル導入の決済権を持つ、あるいは決裁に関与する人を対象に行なった調査では、「既に利用を予定」、「現在利用を検討中」、「今後利用を検討」の回答を合わせると、スマートフォンが53%、タブレットが58%となっており、本格的なビジネス利用の幕開けが近づいていることをうかがわせます。

しかし、実際には、モバイルの活用が進んでいくことは予想出来ても、なにに利用するか、また導入効果がわからないという声もよく聞くところです。

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