連載特集:モバイルが営業を変える
利用すればするほど値打ちがでてくるのがSFA

2014年10月2日[連載特集:モバイルが営業を変える]

SFAとは

SFA
SFAは営業力アップをめざし、営業それぞれのメンバーまた営業チームが、より効率的な営業活動、より効果的な営業活動を実現するための活動マネジメントツールです。

具体的には、SFAを活用し、日々の活動をまるで顧客カルテのように記録することで営業活動情報と顧客情報が同時に「見える化」され、
・商談(コンタクト)頻度や内容、また履歴管理
・商談プロセスの管理
・売上見込管理
・見込み客の追跡管理
などが可能になってきます。

また顧客ビジネスも、顧客ニーズもたえず変化しています。
顧客にどのような変化が起こっているかをいちはやくキャッチするためのツールという役割も担っています。

そして何よりも重要なのは、それらの情報、とくに予定と結果がチームで共有されることで、なにが営業活動の今の課題かをタイムリーに発見ができることです。
それによって、より効率的で効果的な営業活動の実現をはかっていくことができるようになります。

SFA は、Sales Force Automationとして普及してきましたが、営業部門をオートメーション化するシステムでは決してありません。むしろ、そうあってはならないのです。 営業はオートメーション化するどころか、むしろ営業のひとりひとり、またチームとしてのより高度な能力が求められてきているからです。

SFAは、Share(共有する)Find(発見する)Act(かしこく動く)ためのツールに他なりません。

情報共有をベースに、チャンスや課題をいち早く発見し、効果的な営業を展開するためのシステム、営業の目標管理のサイクル(PDCA)を回すためには必須のツールだと言えます。

なにを重視し、なにを指標とするかなど、SFAをどう活用するかは、会社の営業スタイルの特徴や業種で異なってきますが、この基本は変わりません。

利用すればするほど値打ちがでてくるのがSFA

SFAは生きた現場情報のデータベースです。利用され、情報が蓄積されていけばそれこそ情報の宝箱になってきます。どんな顧客にどのような変化が起こっているのか、どのような営業活動が効果的なのかなど、課題の発見にもつながり、打つ手が見えてきます。
生きた情報が入力されればされるほど、結果確認のための営業会議や打ち合わせも必要がなくなり、より意味のある営業会議や打ち合わせが実現できます。

そのためには、SFAのシステムそのものの「使いやすさ」と「いつでもどこでも使える」が鍵になってくることは言うまでもありません。SFAの初期の頃は、システムそのものが高額であったために、あれこれもこれもと欲張って入力項目を増やしてしまいがちで、導入はしたものの利用されずお蔵入りということもありました。ほんとうに使いやすい画面や操作になっているか、利用シーンや利用目的にあわせた機能になっているのかは、SFA選びの重要なポイントになってきます。

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